エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

エンジニア

練習をしないで試合に臨むアスリートはいない

はてなダイアリーにポストしているにもかかわらず、完全にマンスリーと化しています。自らの横着が成せる技。 それはそれとして。 目減りする技能 以前に「稼働率を100%にしてはいけない、と思う」というエントリを書きました(検索してみたら、ちょうど4年…

30年のソフトウェア的愛情〜または私は如何にして心配するのを止めてプログラマになったか

自分で初めて書いたプログラムは、ノートに書いた10行ほどのBASICのプログラム。 当時、たしかJR-100を持っている友だちがいて、その友だちの家にいってぽちりぽちりとそのプログラムを入力して。 たかだか10行程度のプログラムにもかかわらず、これが思いど…

自分の取扱説明書

想いの会社に自分を知ってもらうために、履歴書や業務経歴書といったものを見てもらうわけですが。自分がどういう仕事をしたいのか、どういう仕事だと力を出せるのか、そもそもどういう扱いをしてほしいのか、過去の経歴もさることながらそういったことを伝…

エンジニアを解放したい

2009.04.19 : エンジニアの閉塞感 - エンジニアのソフトウェア的愛情 2009.05.11 : 「適切な契約期間は?」 - エンジニアのソフトウェア的愛情 2009.09.17 : ソフトウェア開発の請負と内製と - エンジニアのソフトウェア的愛情 LTのトリを務められたF-Questの…

The Right Stuff - エンジニアの資質

一昨日のワークショップについて。書きたいことはたくさんあるんですが。どうしてもまず言葉にしておきたいことがありまして。 松本潤二さんは自己紹介の中で、20年ほどのあいだにソフトウェアの開発の現場から始まって(中略)今は開発をするチームを作る…

The Right Stuff - エンジニアの資質

昨日のワークショップについて。書きたいことはたくさんあるんですが。どうしてもまず言葉にしておきたいことがありまして。 松本潤二さんは自己紹介の中で、20年ほどのあいだにソフトウェアの開発の現場から始まって(中略)今は開発をするチームを作るお…

品質

少し前のことですが、下記のエントリを拝見して品質について考えていました。ようやく少しまとまってきました。品質に対する意識の違い - Basic おおむね、というか、ほとんど同意見。 ただ、品質のとらえ方が違うかな、と思いました。 以前にも紹介しました…

スマートフォンに対する考え方を改めないといけない、かもしれない

携帯電話の端末が故障しました、のその後。 現象が出るようになって1ヶ月余り。とうとうほとんど表示が出なくなってしまいました。だましだまし使おうと思っていたのだけれど、さすがに観念。機種変更しました。もちろんiPhone。 機種変更の手続きがおわり…

ソフトウェア開発の請負と内製と

それから...メーカー側に「良い商品を作ろう」っていうモチベーションが低下したのもあるのかもしれない。開発は下請けに投げて、メーカーのプロパーは下請けの管理をやるのがメインで、自分が技術に関わる機会が減るというケース。 機能仕様は押さえている…

会社勤め

いままでよく会社勤めを続けることができたと思う(いまにも会社を辞めそうなセリフになってしまった…そういうわけではないです)。 学生の時分から、会社勤めができるような気がしなくて。協調性がないというか、自分の領分と他人の領分が重なることに居心地…

もっとエキスパートがいてもいいんじゃないだろうか

このところ、他のチームのソースコードを入手して、時間があるときに眺めているのですが。「ここのチームのコードはきれいだっ」というのにお目にかかれず。どちらかというと、「なんだこれは?」というコードを目にすることもすくなくなく。だからといって自…

技術を磨くことも仕事のうち

オブジェクト倶楽部の2007年秋イベントが今夜ありました。初めての方向けということで今回わたしは不参加。代わりというわけではないものの、一緒に仕事をしていてこれらのイベントに参加したことがないという人に行ってもらいました(たぶん行ったはず)。 い…

開発と研修

研修ということで、協力会社のエンジニアが入れ替わりに一日ほど開発の現場を離れています。さて、これは、開発に取ってプラスかマイナスか。 エンジニアにとって、研修に限らず、自らの技術を磨くことは必須なわけでして、それを妨げるようなことはしてはい…

3Tは遠く

先日の、先輩のとある台詞。 「どいつもこいつも定時で帰りやがって」 いや先輩、それ違いますから。定時で帰るのが正常なんですから、よしとしないと。残業しなければならない事態が非常事態なわけで。 こういった台詞が疑問なく出てきてしまう環境自体がか…

体力不足を補うには、

病を抱えていることを差し引いても、体力のなさはいかんともしがたい。なにごとも。まずは体力をつけることがなにより大事なのはわかっているものの。太れない体質が全てを物語っているかのように、体力もまたなかなかつかず。 そうすると。いかに体力を使わ…

人を、育てる。

ここ2、3年は仕事の質も人を動かすことが多く、年齢的にも、立場的にも、人を育てる立場になってきました。 実感として、結論から先に言うと、人を育てるのは無理。わたしが、というよりも、そもそも人が人を育てるのには無理があるような感じがしています…