エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

最近「〜してきました」エントリが多い件

入力と出力のバランスが崩れているあらわれではあります。加えて、「ソフトウェア的愛情」と銘打っておきながらソフトウェアのこと書いてないし。

実際、このひと月余りの間はプログラミングもしておらず。してないだけでなくて思いを巡らすこともほとんどなく。そのあいだ、ずっと他のことに気を取られていて。それはひと月まえのエントリに書いたこと。


先のエントリでは内容を具体的にしてませんでしたが、「ダメな方法の事例」の記録のつもりだったのであえて詳細省いていました。で、なにをやったかというと、非効率で、ストレスフルで、モティベーションが上がらなくて、孤立気味になっていて、あきらめ感がさえ漂って、etc...という仕事の現状をどうにかしたい!と声を上げたこと。この「どうにかしたい」というのと「自分の現状こんなだし、静観するしかないのか」というのが、天秤の上で長らく揺れていたいんですが、ここに来てカクッと傾いたわけです。「どうにかしたい」の方に。



それからずっとそのことが頭の中にあって、気がつくと次はどうしたらいいだろうとか、どこにフォーカスするといいんだろうとか、休みの日にも考えていたわけです。
自分でも「なんか変なスイッチはいった」と思いました。
そんなわけでブログへの露出が最近減っていたわけです。
ま、言い訳にはかわりないんですけど。

アジャイルな組織運営を目指して

そんななかで一昨日、「アジャイルな組織運営を目指して」と題した講演を聴く機会が得られたたわけです。そこでは野中先生の講演だけでなく、事例発表もありました。
シンクロニシティ
事前の案内ではわからなかったのですが、発表されたのは実際に組織運営の改善をされた事例でした。「これだ!」と思いましたね。業務時間を使って参加したので、レポートを出すことになるわけで、事例付きで思っていたことを堂々と主張できる。シンクロニシティと言わずしてなんと言おう、という気分。

主張は押さえ気味に、こういったことをしたらこんないいことがあったんですよ、という事例の説明を前面にした文章を考え中。声高に主張を聴かされるより、お得な情報を提供されたほうが、受け取る側の気分も違いますし。そんな策略をめぐらしているところ。



この巡り合わせにあらためて感謝。