エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

打ち合わせで必要なもの…

打ち合わせで必要なもの…

でっかい紙。

打ち合わせの質もよるけれど、参加者から意見を引き出したいときは、全員から見えるでっかい紙に、でてきた意見をどんどん書き込んでいくのが効果的。自身、オブジェクト倶楽部のイベントのワールドカフェの中で体験してはいたものの、そのときは自分を含め参加者全員がそういう、どんどん意見を書き込む意識でいたからすんなり話が進んだんだろうと、勝手に思っていた。
今回の仕事の打ち合わせでは、意見を出してもらうのが主目的。そこで、話の中心になる図を3枚、それぞれA3でカラーで印刷して持ち込んでみる。A3×3。机いっぱいとはいかないまでも、普段の打ち合わせで使う資料よりよっぽど大きい。そして、話を聞きながら、参加者の目の前でどんどん書き込む。書き間違いとか気にしない。枠線なんかも意に介さず、気なる点と点を線で結ぶ。
サンプル数1なだけに、断言できないけれども。今までの打ち合わせよりもずっと意見が出やすかった、気がする。文字通り目の前にあることと、時間とともに情報が書き足されていくことで、参加意識を強くできたんではなかろうか、と勝手に想像。気付くと参加者が、説明者と聴衆に分離してしまっていることのある打ち合わせの場。参加している意識を作り出す仕掛けとして、この手はいけるのではないかと、実感。