昨日開催されたXP祭り。今年も行ってきました。
ざっくばらんに。
- Agile2008の報告。チームで突撃した様子が報告された。輸入物をありがたがるクセがあるけれど、意外と日本も実は負けてはいないのではないか、という気に。
- 「見積もりに意味があるのか」という議論までされているという話。日本では契約で切れてしまっているので契約のためにどうしても見積もりが必要になってしまう。
- 海外では、自前でIT部門を持っているというはなし。日本のように委託でなく。
- 日本では上から下まで一貫したチームになっていない。ユーザと開発者の直接契約がムダを省くこと。このムダをなくす活動をしていく。
- ソフトは開発期間より保守期間(ユーザが利用する時間)の方が長い。だから保守大事という話だったんですが、組み込みソフトの場合はどうだろう、と考えてしまった。
- 「日本のソフト開発は山手線の中にある」(国内のソフト技術者の半数が東京に集中している)
- LT優勝者の足立さんのトークはすばらしかった!
大きく、Agile2008の報告とLTの2本立て。ちょっと大味だったかな、というのが全体の印象。
Agile2008報告は興味深い話がたくさん。海外でのAgileの浸透の度合いがうかがえます。横方向でなくて縦方向の。日本だと、現場の人間ががんばる、みたいな印象がわたしにはあるんですが、海外ではもっとビジネス的なところまで話が広がっているという印象。
LTは…わたしの記憶力に問題があるのか、優勝者以外のトークはすっかり頭から抜けてしまい…。楽しんだのは覚えてるんですけどねぇ…。
あと。去年も感じたんですが、熱意がすごいな、と思います。内輪に偏っているという部分もあるかもしれませんが、思いを伝えよう広げようという熱意を感じます。
それから。今回も書籍を頂きました。ありがとうございました。
へんな数式美術館 ~世界を表すミョーな数式の数々~ (知りたい!サイエンス)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
今回は懇親会には参加せず。代わりにお酒を一本差し入れてきました(お店は持ち込みOKだったんだろうか?)。
「まめなのだ」という枝豆リキュール。こちらで購入できます。