先週金曜日の講演の内容については、Agile Japan 2010の再演というのもありますし、わたしのレポートよりAgile Japan 2010のときの情報の方が確かと思いますので、そちらの資料へのリンクでここでのレポートの代わりとしたいと思います。
手抜きじゃないよ!
- Agile Japan 2010 イベントレポート:前編(Day1)|イベント|アジャイルジャパン公式サイト
- Agile Japan 2010 イベントレポート:後編(Day2)|イベント|アジャイルジャパン公式サイト
- AgileJapan2010 の感想報告 (その1):An Agile Way:オルタナティブ・ブログ
- AgileJapan2010 野中郁次郎先生の基調講演について:An Agile Way:オルタナティブ・ブログ
- スクラムの祖父語る「開発者は知的体育会系であれ」 − @IT自分戦略研究所
- AgileJapan2010 佐賀県庁でもできる!プロジェクトファシリテーション (slideshare)
レポートのかわりに個人的な感想を。
佐賀県庁の東さんの事例のほか、2つの事例の発表があったのですが、共通して「楽しい」という言葉が出てきたのがなによりも印象的でした。
- 改善するのが楽しい
- 改善を考えるのが楽しい
- そうして自分たちでよくした業務をするのが楽しい
楽しさが原動力となり次のアクションを誘い、それがまた楽しさをうむ。そうした循環が業務を推進する力になる。
その一方で、
- 成果が見えない時期がある
- そもそも時間がかかる
- 一時的には負荷が増える
- やっぱり抵抗もある
といったお話も。
ただ、一般化された話としては耳にするこれらのことも、実際の経験を語られると説得力があります。
「活動を3年続けたけれども2年間は成果がでなかった」という話を聴いて、会社としてよく続けさせてくれたというか、それでも活動自体をよく途中で止めなかったと感心するばかりです。3年目にして成果が現れたわけですが、目標を業務目標から「チームの目指したい姿」へと替えたことがきっかけだったというのも印象的。
野中先生のお話の中にも、たえずどうあるべきかを問え、といった内容が含まれていたと記憶しています。
…と、そんなこんなをレポートにまとめ、メールで上司に提出。同時に部内のメンバに同報で回付。
反応を待ちつつ次のアクションを考え中。