エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

言葉を導く

今夜はNHKの「英会話エンジョイ!スピーキング」を見ました。留学生のための英語の授業をそのまま放送しています。授業の内容も面白く勉強になりますが、講師の授業の進め方も勉強になります。

今夜の授業の内容は、ものを肉親に見立てて家族の紹介をしたり(このペンは父、この定規は母、etc.)、後ろを向いている間に、何が変わったかを言い当ててみたりと、シンプルなものですが、どれも表現を促すように意図されているように感じました。単に家族の話をするよりも、たとえ見立てでも目の前のものを説明する方が、話す方も表現しやすいでしょうし、聞く方も理解しやすそうです。変わった何かを説明するために、口を開くことも、漠然とした何かについて話すより積極的になれそうです。
最後には、どの練習課題が面白かったか、どうして面白いと感じたのかと尋ねます。シンプルです。生徒は自分の考えたこと感じたことを話すことになります。シンプルなだけに、英語で表現するところは難しいかもしれませんが、自分が伝えたいことをちゃんとイメージできるのだと思います。

勉強になります。でもそのそのせいで、少し聞き逃してしまいました。