思い出したので忘れないうちにメモしておこうと、元ネタになった本を引っ張り出し、思い出したことが書かれた場所を探してみたけれど…あれ?ない。思い出したフレーズは「気付く/認める/表現する/行動する/反応する...感情力」というもの。すっかり思い違いをしていた模様。本当は次のようなもの。間違ってはいないけれど、だいぶ違う。
〈感情力〉というのは具体的に言うと、次の四つの能力のこと言う。
- 自分の感情に気付いて、そのことを率直に認める能力
- 感情をうまく利用して、適切に行動する能力
- 感情をうまく表現して、相手に伝える能力
- 相手の感情を理解し、適切に反応する能力
感情というと、個人的なことで仕事とかソフトウェア開発とかとは関係ないような印象もありますが、仕事をするのは人である以上、感情を意識するのはとても大事なことだと思うようになりました。とくに、プロジェクトのメンバがいつも気持ちよく働けるようにすることは、マネージャやリーダーの重要な仕事のひとつだと思います。
本書の中にも「経営者へのアドバイス」として「社員ができるだけ上機嫌で働けるようにすること」とありますし。
忘れないように、メモ。
- 作者: フランソワルロール,クリストフアンドレ,Francois Lelord,Christophe Andr´e,高野優
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
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