エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

自己紹介というイベント

夏風邪と夏バテと生来の体力不足でかなりやられている今日この頃。

すでに先週の話になりますがPFPのワークショップに参加してきました。テーマは自己紹介。道具は偏愛マップ。まともな自己紹介など久しくしていなかっただけに、紹介するものがまるで出てこない。苦労してネタをひねり出す。偏愛マップを描いたら次は実際に自己紹介をしてみる。描くのに苦労したぶんだけ、こんどは多少は楽に。

ワークショップに参加して思い出したのが、「プロジェクトの開始に先立ってパーティをひらく」という話(デマルコの本だったような気がするのですが…失念)。その話を読んだ当初は、理解はしてもそれほどの重要性を感じませんでした。
いくつかプロジェクトを重ねた現在、重要性を強く感じます。というかプロジェクトには必須だろ、という気さえしています。「ソフトウェアはコミュニケーションでできている」とは平鍋さんの弁ですが、コミュニケーションを促す道具としてパーティ(とかそれに準じるもの)が必要だようなぁ、という思い。
ワークショップを振り返り、自己紹介することも同じような役目を担えるんじゃないかと感じました。自己紹介の場をイベントとしてとらえ、互いを知るために時間と手間をかける価値があるんじゃないかと。

2007/08/08 追記

「プロジェクトに先立って…」の話は、デマルコの「ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジェクト成功の鍵」の「第21章 スパゲティディナーの効果」でした。でも読み直してみると、記憶してるのとちょっと違ってた。言いたい幹の部分は一緒なんですけどね。