エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

問題を解いてしまう、という間違い

問題の解答を間違える。これはミスなわけで、あからさまな間違いなわけで。でも、まだましだと思う。重篤な誤りでなければ、やり直すことで解決できるから。

解く問題を間違える。無駄な労力というか、それを解いてもしょうがないというか。いくらがんばっても、本当の解決が見えてこないだけに、少々つらい。

一番悪いのは。

解くべきでない問題を解いてしまう。本質を見落としたまま、どんどん曲がっていってしまう。一つ解決できたから、次も解決する、次の次も解決する、次の次の次の次の…。どんどん曲がる。

ライト、ついてますか」に書かれた古典的な問題ですが、今の仕事場には、そんな事例が、なんとまぁゴロゴロしていることかと。どうにかしてそれを伝えたいけれど、伝えるのことも容易では、ない。