自分たちの仕事場での話。昼寝しながら考えた。
階層的にプログラムを構築していくという手法は、従来の構造化と言われている方法でもオブジェクト指向でも同じだと思う。ただ、階層の方向が違うんだろう。
大雑把な話をすると。構造化では規模の大小、複雑さの大小の方向に階層が伸びる。オブジェクト指向では抽象具象の方向に階層が伸びる。一般化特殊化と言ってもいいかも。あくまで大雑把な話で。
今の仕事を見ていると。抽象度が同じレベルで広がっていて、抽象具象の方向で構造が伸びていかない。そんなわけだから、べたーっと広がった、わかりにくいプログラムができてしまう。もっと一般的なレベルで設計の話がしたいのに個別の特殊解ばかりが並んでしまう。
この抽象化とか一般化とか、わたしの語彙ではなかなか理解してもらえず。わかっている人にしか理解してもらえない、「全然ダメじゃん、オレ」みたいな状況。
さて、どうしたものか、と昼寝しながら考えた。