エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

DRY

DRY --- Don't Repeat Yourself. もう原則中の原則と自分では認識しているんですが、まだまだリピートしている設計やコードをいくつも見かけます。きーっ!もっとプログラミングの腕を磨けっ!…とか、声を上げたくなったり愚痴ったりしたくなるわけですが。少し冷静に考えて。繰り返しに対する認識というのも、実は人によってずいぶん異なるものなのかも知れないと想像してみたり。
わたしから見て「繰り返しだ!」と思うものも、それをコーディングした人や設計した人から見れば、たとえば、操作するオブジェクトが違うから、とかの理由で繰り返しに見えていないのかもしれません。
「繰り返し」を「同じものが2回以上出てくること」ととらえると、「繰り返し」とはなんなのかは自明なように感じますが、実はDRYのRepeatは、思っているほど自明なことではないのかもしれないという気もしてきます。
だからよけいに、もっとプログラミングの腕を磨けっ!…とか、声を上げたくなるわけですが。