「C++ Coding Standerds」を購入。副題に「101のルール、ガイドライン、ベスとプラクティス」。
C++はわたしが好んで使っているプログラミング言語ですが、あまりに複雑過ぎる言語だとあらためて実感。「言語好き」としては、面白く読みつつも、これを仕事に持ち込むとなると、憂鬱にさえ感じます。
今の仕事で使っているプログラミング言語がC++。わたしはプログラマやSEではないので、設計やコーディングに直接手を出しているわけではないものの、たびたびレビューに参加します。そこで見つけるまずい設計や危険なコード。指摘をして、説明を試みるも、どんどんと背景にあるC++の仕組みにまで話が広がってしまうことが少なくなく。
自分の説明がよくないというのは、ひとまず、おいておいて。
生産性を考えると、C++を使うのは、賢い選択ではないのかもしれないと、そんな考えに染まりつつあるこのごろ。組み込みソフトウェアの現場でも、CからC++への移行が進んでいますが、規模が拡大した現在では、組み込みであっても、むしろスクリプト言語のようなプログラミング言語を利用すべきなのかもしれません。