エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

「考えを伝える」ということ

3ヶ月前に「分析、即、実装」というのを書きました。設計と実装の狭間の話題を、この「ソフトウェア的愛情」の中で何回も繰り返しています。それだけ、ソフトウェア開発をする中で自分が、問題だな、と感じているのだと思います。ともに開発にあたっているエンジニアにも、その考えを伝えようとしているのですが、いまだに伝えることができない人がいます。
難しい話では、実践はともかくとしてもその意図するところとしては、難しい話ではないと思っていますし、ソフトウェア開発の書籍や、また雑誌の特集でも時おり、取り上げられる話題です。ですから、そのことに目を向けさせてあげれば、自然と気がつき意識するようになると考えていたのですが、見通しが甘かったようです。
エンジニア個々人の、知識や能力とは関係なく、そもそも伝え方がよくないのかもしれないのかもしれません。大概は、伝えることができているわけで。そのエンジニアへの、今のわたしの、考えの伝え方、を再検討する必要がありそうです。