間が空いてしまいましたが。前回の続き。
画像の挿入の話。
md2review を使って Markdown から Re:VIEW の形式に変換した場合、画像のタグは次のように変換されます。
これが、
![とある画像](images/picture.png)
こうなる。
//image[picture][とある画像]{ //}
このように Re:VIEW の形式ではタグに改行が入るため、このままではたとえば画像を表の中に配置するということができません。
実は Re:VEIW 形式には画像をインラインで挿入する方法があります。
インラインで挿入する場合は次のように記述します。
@<icon>{picture}
この場合は画像にキャプションを付けることができませんが、インラインですのでもともとキャプションが不要な場合が多く、問題にはならないかと思います。
これらを踏まえて。
キャプションが使われないのならば、その部分をインラインか否かの識別に利用して、たとえば inline
と書かれていたらインラインに変換するように変換してみます。
たとえば sed を使うとこんな感じ。
$ sed -E 's/\!\[inline\]\(images\/(.+)\.[^.]+\)/@<icon>{\1}/g' source.md | md2review > source.re
Markdown でこのように書くと、
インラインの ![inline](images/picture.png) 画像
このように変換されます。
インラインの @<icon>{picture} 画像