エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

箱に入る

今朝の電車の中で。
混んだ電車の中で、放送される車掌の声が不機嫌そうなので「おや?」と思った。気になって放送に注意していると、次の駅の発車のときに「ドア閉まりません、荷物引いてください」とやはり不機嫌そうな声で。
乗客の乗り降りよりも、ドアの開け閉めのほうが、定刻どおりに電車を走らせることのほうが、どうやら重要らしい。
その車掌にとって乗客はヒトでなくてモノ、荷物なんだろうな、と思う。あるいは電車を遅らせる「お荷物」と思っているのかも。


自分はどうだろう、と省みる。一緒に開発をしている協力会社の方々を、いつもヒトと見ているだろうか。製品を購入して利用してくれるユーザを、ヒトとして意識しているだろうか。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
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