「「脳」整理法 (ちくま新書)」を読書中。
こんな一節がありました。
科学が自然言語に依存しないでものごとを考える道筋を開いたということは、逆に、科学という方法の本質を一般の人に伝えるのを困難にしているともいえます。最良の科学は、自然言語で用いられる言葉で表される領域の「外」を扱っています。科学の本質は、良質の「詩」に近いのです。
(172ページ)
自然言語との関係を考えると、科学という部分をプログラミングに置き換えることもできるのかな、と感じました。充分によいプログラムというのも、良質の詩に近くはないか、と。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/09/05
- メディア: 新書
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