〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。しかし彼は、以前より完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと出会ったことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。
旧訳は既読なのでどうしようかとしばらく悩んでいましたが、結局、というかようやく、購入。
この話、いろいろ思うところがあるんですが、うまく表現できず…。
「1984年」はSFの姿を借りて、執筆された1948年当時の世界情勢を風刺したものだという話がありますが、風刺されているのはその当時だけじゃないよな、という感じがするわけです。
ちなみに。「1984年」をモチーフにしたアルバム「ビストロン」から、その名も「BIg Brother」をここで聴くことができます。フルコーラスで。「1984年」に興味を持たれた方には聴いてもらいたい。わたしがこのアーティストのファンだというのを差し引いても。
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旧訳はこちら。
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なんか、いつもにも増して支離滅裂になってしまった。