エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

相手を変えるには、相手の考えていることとその理由を理解し、尊重しなければならない

「相手を好きになり、気づかわなければ、人にちがうことをさせることはできない。相手を変えるには、相手の考えていることとその理由を理解し、尊重しなければならない」トム・デマルコの「デッドライン」の一節です。一年ほど前に読んだ本ですが、最近にな…

悲しいとき(2)

よほどわたしの言葉がわかりにくいのか、はたまた、わたしの周りには理解を共にしてくれる人がいないのか。 今日は、メールを介して議論をしているつもりでした。二度三度意見を交換したあとに、相手から届いた言葉は「全然、わかりません」。脱力しました。…

いつ失敗させるか

新しいことをやると、大抵は失敗します。あからさまな失敗でなくても、自分が得たい結果を得るために、最初は試行錯誤。わかっているのに、どうもそれが仕事の話になると、そのことを忘れてしまうようです。わたしも例外でないですが。「仕事での失敗=マイ…

「メンテナンス容易性」という品質

一緒に仕事をしているプログラマに、昨日また、おおよそプログラマであれば考慮しなければならない「メンテナンス容易性(たとえばここ)」を説いて、そして説得に失敗しました。一ヶ月以上ことあるごとに説いてきましたが、連敗中。我慢強くないわたしは、…

いつオブジェクト指向を学ぶか

仕事でソフトウェア開発をするのでしたら、開発が始まる前に学習しておくのが本来でしょう。実際は…ある意味予想通り…開発の現場で学習する、という事態になっています。わたしは、当然のように、この事態は間違っていると信じています。しかし、これがエン…

悲しいとき

ソフトウェア開発を続けていますが、その中で、プログラマから言われて、悲しい思いをした言葉があります。設計変更があったときに、わたしも一つのアイディアを提示したのですが、それに対する反応は「意味がわからない」というものでした。反対の意見であ…

二番目の言語

「プログラミングの心理学」を読んでいます。 二番目の言語を教えるとき、一番抵抗を受けるとありました。そもそも最初の言語を覚えるときは、抵抗がありません(いかなる学習に対しても抵抗するような場合は、おいておくとして)。三番目以降の言語を覚える…

subversion

subversionをインストールしました。まだimport/checkout/commit/updateを試しただけですが。CVSと違ってディレクトリも管理対象になるようなので、使いやすかったら全面的に切り替えようと思っているところ。仕事でも。

言葉に左右される思考(2)

ソフトウェア開発をしていると、思考が、プログラミング言語によって左右される場面にでくわします。特に悪いという思いはありません。でも、そのことに気づかず、「プログラムはかくあるべし」という考えにとらわれてしまうときがあります。後になって、な…

二重化を厭わない

わたしは、二重化をしてしまうと、問題の本質をつかみかねているような、居心地の悪さをすぐに感じます。同じ形のコードが現れると、ものすごい間違いをしているような気分になります。そして、そんなときは、たいていなにかを見落としていたりするものです…