エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

あえて組み込みでC++を使うというのならば

必要なのは、標準となるライブラリだと思います。リソースが足りないことを言い訳にしているのか、どうも組み込みの環境のライブラリは貧相な気がしてなりません。デバイスを操作するためのビット演算やビット列の分割結合、タスク間通信のためのシリアライズやデシリアライズ、それにタスク(プロセス/スレッド)操作。ファイルを検索してみると、同じことをするためのコードがごろごろしてます。腹立たしいやら悲しいやら。
自分のことを棚に上げて話をすると、今の職場、全体的にライブラリを使うのが下手だな、と。単に知らないとかいうレベルでなく、関心がないような雰囲気です。覚えるのが面倒くさいのかもしれません。本当は自分で書く方が面倒くさいのに。使うに耐えないひどいライブラリがあるのも確かなんですが、ともかく紐解いてみる姿勢が欲しいです。

プログラマの質を量るのに、「ライブラリが使えるか?」ってのは、一つの指標になるかも。