エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

味方であることを伝えるのは、難しい

おそらく、言葉をいくら重ねても、「自分はあなたの味方です」と訴えても、納得はしてくれないでしょう。

今日、仕事に不満を抱えているように思える、協力会社のエンジニアの方と一時間ほど話をしました。彼が何を思っているのか、知る必要がありあした。しかし、なかなか話の核心?不満を抱えていないか?には踏み込んできません。意識してなのか無意識なのか、自分の感じていることを表に出すことを避けるようです。自分だったら、そうするんじゃないか、という気がします。
こんなとき、本音を話してくれ、とせがまれても、わたしでしたらとても本音を話せそうにありません。

本当のことを話してほしかったら、真摯に聞く、これしかないようです。遮らない、批判しない、注意をそらさない。何もないところに言葉を継ぐのは難しいことですから、考えを促す質問して、また聞く。
話し始めてから4、50分経ち、ようやく、ぽつぽつと、感じていることを話してくれました。話しても大丈夫な相手、と感じてくれたのかもしれません。このとき、わたしも安堵を感じました。

自分はあなたの味方です、と伝えることは、容易ではありません。でも、その努力は、続けなければいけないと思います。