エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

孤立したエンジニア

孤立したエンジニアがいます。職場で孤立しているわけではありません。技術が孤立してしまっています。
現在の開発には、社内社外を問わず大勢の人間が関わっています。その中にフリーのエンジニアが一人います。明らかに一人だけ、違うコードを書きます。他のエンジニアの方々がソフトウェア会社に属し、コードひとつから頻繁に情報交換をしているのに対して、この方だけは、フリーという自負からなのか、他の人の意見を取り入れるということに、あまり積極的でありません。
それでも、順調に動いている間は、意識されないのですが、ひとたび仕様変更などの舵が切られたとき、歩調を合わせることができず、頭を悩ませることになります。

自分の周囲で作られているソフトウェアに強い関心を持たなかった彼を、非難することは簡単です。ですが、そういった状況にならないように、わたしの立場ならば気を配ることができたのではないか、と考えてしまいます。

というか。今からでも、考えなくては、いけないのでしょう。