エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

悲しいとき

ソフトウェア開発を続けていますが、その中で、プログラマから言われて、悲しい思いをした言葉があります。設計変更があったときに、わたしも一つのアイディアを提示したのですが、それに対する反応は「意味がわからない」というものでした。反対の意見であればそれほど悲しくはなかったでしょう。意見の相違があるのは当然ですし、そもそも意見を出した時点で、異なる意見を求めていたわけですから。意味がわからないと言われてしまっては、そもそも議論になりません。非常に脱力しました。結局、エンジニア失格とは思いつつも、迫る期限に負けて、説明から何から全部自分の意見を放棄してしまいました。
個人の単なる不勉強とか、そういった話ではなく、開発現場の文化というか風土なのか、「理解できないものは拒否」という空気を感じるのが、気になります。リスクをとらず身の保全にばかり気を取られている…わたしの思い過ごしだとよいのですが。